Q&Aコーナー
様々な症状に対しての疑問・質問にお答えしていて参ります。
今回は「右首のコリ」についてです。
Q:右の首がいつも凝っている感じで指で強く押さえると気持ちが良いのですが どうして凝るのですか?改善するためにストレッチが必要ですか?
A:本症状には2点の改善案があります。
(一) 右の首という限定した箇所に症状を感じているケースに於いて、臨床上最も多く見受けられるのが「くの字形歪み」です。
「くの字形歪み」とは…
頚椎の関節は、正常なら正面から見ると真っ直ぐ直線となりますが、左右の限局した症状では、何れかに「くの字形」
の歪みを呈しているケースが非常に多く見受けられます。
この「くの字形歪み」を長期に亘り放置し、マッサージなどの対症療法を受けられると、頚椎ヘルニアの様な症状が
現れる可能性が高くなります。
その症状とは 限局的なコリだけではなく〈痺れ〉〈強い痛み〉〈握力低下〉などです。
(二)どうして凝るのか…
もし「くの字形歪み」が頚椎で確認できた際に起こる筋肉の過緊張が「コリ」を起こす大きな要因となります。
「くの字形歪み」は、左右の筋肉バランスが崩れて片方に過緊張を作り出します。
その影響で、血液の流れが滞り、そして 栄養的には、疲れを感じる物質として「乳酸」の代謝が衰えていることです。
この衰えは ビタミンB群の不足と言われます。
糖質(炭水化物)中心の食事では、ビタミン類、そして、ミネラル類が圧倒的に不足し 疲れ易くなり、
また、寝ても疲れが取れないという状態となります。
首に限局した「コリ」症状があるケースは「くの字形歪み」が、最も大きな原因とお考え頂き、
本協会で推奨している歪み専用のレントゲン撮影で確認ください。
きっと 症状は回復されると思います…