Q&Aコーナー
様々な症状に対しての疑問・質問にお答えしていて参ります。
今回は「首のボキボキ」についてです。
Q:首をよくボキボキと鳴らす癖があります これって良くないことでしょうか?
鳴らさずに済む対処方法がありますか?
A:良くありません。
無意識に首を鳴らしている方も多いです。
そもそも何故首を鳴らしたくなるのか…と、原因について考えたことは御座いますか?
背骨に何かしらの問題が、影響している可能性があります。
頚椎(首の背骨)が歪むと、背骨の関節が硬くなり、可動範囲が減少します。
また、動く範囲が狭まる事で、筋肉の収縮が少なくなり硬くなります。これにより、筋肉が過緊張を起こし、血流が悪くなります。
血行不良に陥ると、筋肉中に疲労物質や老廃物が蓄積し、筋肉が硬くなります。それらの違和感や不快感を解消する為に首を捻ってボキボキ鳴らしてしまいます。
硬いビンの蓋を開ける時、一瞬、強い負荷を加えますよね。
動きが悪くなっている関節に強い負荷をかけて動かす行為は、背骨の関節を痛めたり、背骨と背骨の間にある椎間板を傷つける恐れが御座います。
実際に、首を鳴らした後から、激しい首の痛みで首を回せなくなったり、指先や腕が痺れ始め不安になり病院に行ったら、頚椎ヘルニアと診断されたケースも御座います。
どうぞご注意下さい。
首を鳴さずに済む方法は、ご自身の首の背骨の状態をレントゲンで確認される事です。ストレートネックや背骨の配列異常など、直接的な原因を改善する事により、あなたは首を鳴らさずに済むようになります。