Q&Aコーナー
様々な症状に対しての疑問・質問にお答えしていて参ります。
今回は「座っている時間が長いとどうして腰が痛くなる」についてです。
Q:座り仕事なので腰が痛みます。 座り仕事を辞めたら腰痛はなくなりますか?どうして座り仕事で腰痛になるのでしょうか?
A:まず初めに座っている姿勢がどれぐらい負担がかかるかを数字で表します
立ったいる姿勢の腰の負担を100とすると座っている姿勢は140になります。
さらに立った状態で前傾になると150となり、座った状態で前傾になると185もの負担が腰にかかります。
座って前傾は、まさしくパソコン姿勢・事務作業姿勢です。
それだけ負担がかかっているということは腰が痛くなるのは当然のことです。
まず、腰の痛みの原因として姿勢の問題です。
次に血液循環の問題
ずっと座っていて筋肉が硬直して、血流循環が悪くなり痛みが出ることはあります。
動かないからというだけでなく、なぜ血液循環が悪くなるのかを知る必要があります。
要因をあげるとしたら
①血液の状態悪化
②腰の筋肉への負担
①は食生活の問題があります。
血液の状態を悪化させるような食生活を改善する必要があります。
これは、腰痛にとどまらず、全身にも影響し脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなります。
血液の常態をよくするものとして「オメガ3脂肪酸」をとることをオススメ致します
②最初にお伝えした姿勢の問題です
腰に負担がかかるのは
・頚椎の歪み(ストレートネック・逆のカーブ)
・腰のカーブ消失
・骨盤の歪み
頚椎に歪みがある方は、頭の重さが支えられません。
頭が支えられなければ、頭は下向きになります。
自然と前傾姿勢になって背中、腰への筋肉の負担となっています
腰のカーブ消失は、腰の動きを悪くする要因
骨盤の歪みも腰への負担を増大させる要因になります。
座り仕事をしなかったとしても、腰の負担は常にあるのでそこではなく普段から腰に負担をかけない
姿勢にしておくことが大切です。
そのためにも、首の状態、腰の状態、骨盤の状態をレントゲンをとってきちんと調べておきましょう。
血液循環が悪くなる要因を防ぎ、腰への負担を最小限にすることができれば座り仕事でも腰の痛みは軽減していきます。