Q&Aコーナー
様々な症状に対しての疑問・質問にお答えしていて参ります。
今回は「首のこりとしびれの関係」についてです。
Q:首が凝り、痛み出すと同時に手にシビレを感じます。そういう症状はよくあるのでしょうか?
A:
首の凝りや痛みと同時に痺れを感じるのは、「ヘルニア」と診断されても不思議ではない状態だと思われます。
病院検査のMRIで診断されると「ヘルニアですが手術を…」と勧められる可能性があります。
ただ、頸椎に於いても腰椎でも、成人を過ぎると椎間板が硬くなる上で頸椎の整列が不規則になりがちなので、凝り→痛み→痺れという症状は出易くなりますが、決して、よくある症状ではありません。
頸椎の歪み…即ち、整列が不規則になるケースで同様の症状も出る事はありますが、椎間板の柔軟性が失われているのが、急速に進んでいるのではないかと思われます。
「ヘルニア」になる要因として…
・加齢により椎間板の柔軟性が失われる
・背骨の整列が不規則になる
・外傷性(交通事故など)による強いストレス
などが挙げられますが、外傷性がなければ椎間板の柔軟性、そして、背骨の不整列が大きな要因です。
その際の原因として、食生活による偏りを考えなければなりません。
食生活の偏りとは…
・外食や中食が食生活の中心である
・炭水化物(糖質)が食事の60〜70%を占める
・精製穀物が多い
・甘いものが多い
この様な食生活を続けていると、椎体(骨)の変形は勿論 椎間板の柔軟性も急速に進みます。
椎体(骨)や椎間板の老化は、30歳前から起こるといわれます。
椎間板に於いては、20歳を過ぎると水分が減り出し、弾力性が徐々に失われます。
食生活に於いて、栄養を考えずに加工食品やインスタントにジュースなどのジャンクフードを食べていると、椎体や椎間板の老化はもっと早くに訪れるでしょう。
外傷性や先天性の原因がなければ、食生活の偏りなどの影響で 椎体や椎間板に変性を促し、凝り→痛み→痺れ…という流れで、症状が悪化すると考えられます。
椎体、そして椎間板に於ける関節の歪み、並びに食生活の偏りよる栄養不足は、本協会のオフィスにお問合せ下さい。
提携病院でのレントゲン撮影及び 栄養検査を手配させて頂きます。
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