体の疲労とストレートネックの関係
ストレートネックだとなぜ疲労するのか?
を知って頂き、原因の1つとしてしっかり対処をして頂きたいです。
筋肉疲労
一番分かりやすいのは、筋肉疲労だと思います。
通常は運動後に筋肉が疲労するイメージがあると思います
使いすぎての疲労です
運動していないのに疲労が溜まりやすい箇所があります
それが「首」です
そして首が疲労すると肩・背中・腰と疲労が溜まりっていきます
ストレートネック
首の筋肉が疲労する要因としてはストレートネックが考えられます
ストレートネックだと首が下に傾くにしたがって、首へ負担が増えていきます。
30度下を向いている状態で約20kgが首にかかります。
さらに傾けば25kg、30kgと負担が増えていきます。
そんな状態が続けば首や肩の筋肉は頭を支えるためにずっと緊張しっぱなしでガチガチになります。
首肩がガチガチになれば脳への血流が悪くなり「脳疲労」にもつながります。
さらにひどくなれば脳梗塞にもつながりかねません。
長時間のパソコン作業・スマホの姿勢はさらに負担をかけています
首から背中そして腰まで筋肉は繋がっています
首の疲労がやがて腰まで疲労を蓄積させます
ガチガチは放置しないようにご注意ください。
自律神経
疲労は自律神経が大きく関係しています
自律神経は、意思とは関係なく生きていくために必要な体の動きを全て担っています。
血流、呼吸、消化、免疫や睡眠にも関係してきます。
睡眠
人間の疲労は睡眠中にでる「成長ホルモン」によって回復してくれます。
その条件として「睡眠の質」も重要になります。
ホルモンは自律神経の状態に影響されるので、自律神経に問題があるホルモン分泌が悪くなります
・睡眠に関係する「セロトニン」「メラトニン」の不足
・治癒に関係する「成長ホルモン」の不足
この2つは朝に疲労が残る要因です
自律神経が正常に働くことによって、人間本来持っている自然治癒力を発揮できるのです。
疲労回復のコツは、自律神経の働きを良くして質の良い睡眠をしっかりとるかがポイントです。
酸素不足
自律神経失調は呼吸が浅くなり酸素が不足します
酸素が不足するとエネルギーがうまく生産できなくなるため、疲れを感じやすくなります
パソコン作業中も呼吸が浅くなるので疲れやすくなりなります
こんな姿勢だと、肺が狭まり呼吸がうまくできていません
貧血の方も酸素が不足するため、エネルギー不足が起こり疲れやすくなります
《酸素を運搬するヘモグロビンの数が足りないので酸素が不足する》
また、血管が収縮するので血液の流れも悪くなって、酸素が十分に前進へ運べなくなります
なかなか疲れがとれない場合は酸素が不足しているかもしれません
栄養不足
自律神経の影響で消化能力も低下します
食べ物を消化できないことにより、栄養不足になる
・タンパク質不足によりホルモンの生成が減る
・ビタミンB不足により、疲労物質の「乳酸」を生成、エネルギー不足
・鉄不足により貧血でエネルギー不足
・ビタミンA.C.E不足により体の酸化が進みエネルギー不足
など疲労が溜まりやすい状態になります
ストレートネックと自律神経の関係
自律神経は首の歪みとの関係は非常に深いです。
自律神経の司令塔の脳幹は首上部にあり
睡眠に関係する副交感神経は首から出ています。
まず、自分の自律神経の働きはきちんとできているかを確かめるためにも「ご自身の首の歪み」を一度チェックしてみてください。
ガチガチは放置しないようにご注意ください。
疲労感・だるさをとるためには
疲労を感じているのであれば、体に異変が起きている状態です
寝ても疲労がとれないのであれば、自律神経のバランスが崩れています
ご自身で何かを始める前にまずは「自分の体を知る」ことです。
知ってから、効率よく対処致しましょう!
首の状態を知るのはこちら
栄養状態を知るのはこちら