Q&Aコーナー
様々な症状に対しての疑問・質問にお答えしていて参ります。
今回は「上に向きにくいについて」についてです。
Q:ヨガや運動をしていて、顔を上に上げる動作が辛く、あまり首が後ろに倒す事が出来ない事に気が付きました。これって何か原因はありますか?
A: 運動だけでなく、多く訴えられるケースとして美容室のシャンプーがございます。
上向きの状態が数分続けるだけで、痛みが出てきます。
上を向く動作に痛みや違和感があるということは、首に何らかの問題があると考えられます。
原因として考えられるのは、
①関節の動きが制限されている
②頚椎の骨が変形していて、関節が動けない状態である
①の原因としてあげられるのが頚椎の正常なカーブの消失です。
正常なカーブがなくなりストレートネック、逆カーブの状態だと関節がスムーズに動かなくなります。
また、首の傾きや捻れがある場合にも関節の動きが制限されます。
関節の動きが悪い状態を長年放置していると、関節が拘縮していきほとんど動かない状態となっていきます。
もし、動かす度に痛みが出でくるようでしたら、関節に負担がかかり過ぎて炎症が起きている状態です。
炎症を抑えるためにも、関節の負担を減らす必要があります。
②関節の炎症を放置した結果起こるのが骨の変形です。
首の骨に炎症の影響で骨棘というとげが出来てきます。
この骨棘が首の動きを制限するとともに、神経を圧迫して、痛み・痺れという症状を出していきます。
この2つの原因と関係しているのが頚椎の歪みです。
首が上に向きにくい、動きにくいという場合には、真っ先にレントゲンで頚椎の歪みをご確認ください。
そして、頚椎の歪みが確認できた場合は正常な状態へと戻す矯正を行ってください。
そうすれば首の動きもスムーズになり、痛みも無くなっていきます