「肩甲骨の内側がズキズキ、ゴリゴリ痛む…」
「マッサージで強く揉んでもらった直後はいいけれど、すぐに激痛が戻ってしまう」
そんな頑固な痛みに悩まされていませんか?
実は、「マッサージをしても治らない肩甲骨の内側の激痛」には、一般的な肩こりとは全く違う原因が隠れているケースがほとんどです
痛む場所(肩甲骨の内側)ばかりをいくら揉んでも、本当の「火元」を消さない限り、痛みは何度も燃え上がってしまいます
なぜマッサージが効かないのか、そして考えられる本当の原因と対策を解説します
なぜマッサージをしても治らないのか?
理由はシンプル
「痛んでいる場所」と「原因がある場所」が違うからです
マッサージは主に、皮膚に近い表面の筋肉をほぐすのには効果的です
しかし、肩甲骨の内側に激痛が走る場合、痛みの信号を出している大元は、筋肉よりもさらに奥深い場所(神経や関節、時には内臓)にあることが多いのです
痛い場所を無理に強く揉みすぎると、逆に筋肉の繊維を傷つけてしまい、痛みを悪化させる(揉み返し)原因にもなります
揉んでも治らない激痛の「3大原因」
肩甲骨の内側が激しく痛むとき、疑うべき主な原因は以下の3つです
① 首(頸椎)のトラブル・神経の圧迫
もっとも頻度が高いのが、首の骨(頸椎)や、そこから出る神経のトラブルです
首の骨と骨の間からは、腕や背中へとつながる神経が何本も伸びています
長時間のパソコンやスマホ操作による「ストレートネック」
加齢や負荷による「頸椎椎間板ヘルニア」
これらによって首の神経の根元が圧迫されると、その神経が通っている「肩甲骨の内側」に、まるでそこが悪いかのような激痛やしびれが生じるのです
② 内臓からのSOS(関連痛)
「ただの肩こり・背中痛」と侮れないのが、内臓の病気が原因で起こる「関連痛」です
内臓に異変が起きると、脳が痛みの位置を勘違いして、背中や肩甲骨のあたりに強い痛みを感じさせることがあります。
・左側の肩甲骨の内側が痛む場合
心臓(狭心症、心筋梗塞など)や胃のトラブル
・右側の肩甲骨の内側が痛む場合
胆嚢(胆石症、胆嚢炎など)や肝臓のトラブル
💡 ここをチェック!体を曲げたり動かしたりした時に痛みが変わらず、「じっとしていても、波を打つように激しく痛む」場合は、内臓由来の可能性が高くなります
③ 深層筋肉(インナーマッスル)や背骨の関節の炎症
肩甲骨を支える筋肉は、何層にも重なっています
マッサージの手が届かないような深い場所にある筋肉(ひし形筋など)や、背骨の関節(胸椎関節)自体が微小な肉離れや炎症を起こしているケースです
この場合、表面を揉むだけのマッサージでは根本的な解決になりません
この痛みは要注意
・激しい胸の痛みや、息苦しさ、動悸がある
・痛みがどんどん強くなり、冷や汗が出る
・じっとしていても、寝ていても激痛が走る
・手や腕にしびれがあり、力が入りにくい
・痛みのせいで夜、目が覚めてしまう
これらは、重大な神経の圧迫や、心臓・血管などの緊急を要する病気のサインである可能性があります。
マッサージの代わりに「今すぐ試すべきアプローチ」
病院に行くほどの緊急性はなさそうだけど、とにかく痛みをなんとかしたい…
という場合は、
ただ揉むのをやめて、次のアプローチに切り替えてみましょう
1. 首の負担を減らす(姿勢の改善)
痛みの原因が首にある場合、頭を前に突き出す姿勢(スマホ首)が最大の敵です
普段よりあごを軽く引き、頭のてっぺんが天井から吊るされているようなイメージで背筋を伸ばしましょう
そして、下向き姿勢を少しでも減らすこと
これだけで首の神経への圧迫が和らぎ、背中の痛みが軽くなることがあります
2. 「胸の筋肉」をストレッチする
肩甲骨の内側が痛む人の多くは、胸側の筋肉(大胸筋など)が縮んで、肩が前に巻き込まれた「巻き肩」になっています
背中側を引っ張っている胸の筋肉を伸ばしてあげることで、肩甲骨にかかるストレスを解放してあげましょう
骨盤を立てて座り、背中の後ろで両手を組みます
そのまま斜め下に腕を引っ張りながら、胸を大きく開いて15秒キープします
3. レントゲンを撮る
一時しのぎのリラクゼーションマッサージではなく、骨格の状態をきちんと調べることが一番の近道です
レントゲンで首の状態をチェックして、医学的な視点からアプローチすることで、長年の激痛がすんなり解消することも珍しくありません
まとめ
痛みの「本当の理由」に目を向けよう
マッサージをしても治らない肩甲骨の内側の激痛は、体からの「そこを揉んでも原因はそこじゃないよ!」というサインです
まずは首の姿勢を見直し、痛みが続くようであれば無理に揉みほぐそうとせず、ストレートネック専門院にご相談ください
自分の体の状態を正しく知ることが、根本改善への第一歩です
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