パソコン作業が長くなると首・肩・腰が痛くなります
痛くなる要因を考えてみました
少しでも体への負担を減らし、痛みが出ないようにしていくことが大切です
パソコンの姿勢
パソコンをしている姿勢がどうしても悪くなります
御自身の状態がこんな姿勢になってないかお確かめください
腰の場合
少し前傾にした姿勢は腰に負担をかけます。
立っている時の腰の負担を100とすると、座って前傾の姿勢は185の負担がかかります。
前傾姿勢が腰に非常に悪いのです。
首の場合
ずっと下向いた姿勢が問題です。
正面を向いた時に比べて、下を向くと頭の重さの3~5倍の負担が首にかかります。
20kg~30kgは首に負担がかかっています。
それを首・肩の筋肉で支えるのでガチガチになります。
動かない
動かずに長時間同じ姿勢でいることにより、筋肉が持続的緊張によって硬くなり、
局所に循環障害が起こることで肩こり・腰痛になっています
運動するより筋肉に疲労が蓄積します
その上、血液も流れも悪いので疲労物質がその場で留まっています
酸素不足
血液循環が悪くなることにより、筋肉に酸素が行き届かず、疲労物質の「乳酸」がたまりやすくなり肩こりの要因になっています
酸素不足はこりだけでなく、体のだるさや疲労感も感じることになります。
なかなかこりや疲労感がとれない場合は酸素不足かもしれません
さらに悪化させる要因
上記の原因に加えて、「首の歪み」があるとさらに体に負担がかかります。
ストレートネック・逆カーブの歪みです。
この歪みがあると、下を向いてなくても首に負担がかかっている状態です。
その状態で下向きになるのでさらに首への負担がかかります。
そして、首のゆがみは自律神経の乱れをおこすので、呼吸が浅くなり「酸素不足」を上乗せされます。
パソコンは様々な症状の原因となるので、きちんと体の負担を減らす対処が必要です。
少しでもパソコンでの肩こり・腰痛をなくすためには
前傾姿勢をしない
前傾をしないだけでも、首・腰の負担は減ります。
できるだけデスクトップのパソコンを使い画面を目線の高さに持ってくる
脇を開いてキーボードを打つと、姿勢が悪くなり前傾しやすくなるので、
脇をしめて打つように心がけましょう
長時間座り続けない
こまめに動くことが大切です。
最低でも1時間に1回はたったり、動きまわったり、肩をまわすなどを行いましょう!
呼吸を意識する
パソコン中は呼吸がきちんとできていません
意識して呼吸することもなく、姿勢が悪いため肺にきちんと酸素を送り込めていません
また交感神経が優位になり呼吸も浅くなるので、意識して呼吸をすることも大切です。
歪みを戻す
少しでも体の負担を減らすためには、歪みを正常に戻しておく
歪みがあるとパソコンをしない時でも負担がかかっています。
ここをなくすだけでも、パソコン時の肩こりや腰痛は改善できます。
調べたことがない方は、一度ご自身の体を調べてみてください。
その方法はこちら