慢性的に疲労がとれない原因
原因はたくさんあります。
そのうちの1つとして今回は
「酸素不足」について
何故、酸素が不足すると疲労がとれないのか?
酸素不足で影響が出るのが細胞にあるミトコンドリアです
ミトコンドリアはエネルギーを作るところです
酸素を使ってエネルギーを作って体を元気にしてくれます
酸素が足りないと、 酸素を使わずにエネルギーを作る回路にまわされます
その回路は非常に効率が悪く少しのエネルギーしか作れない上に、 乳酸という疲労物質を作ってしまいます
効率の良いエネルギー生産=32ATP
効率の悪いエネルギー生産=2ATP
これが疲労がとれない原因となります
疲労物質をたくさん作ってしまうのです
いかに酸素を取り込んで乳酸を作らないようにすることが大切です
もちろん、エネルギーが不足するとすぐに疲れますし、 元気もなくなります
酸素が不足する要因
貧血
貧血で一番の問題は酸欠です
ヘモグロビンは酸素を運ぶ役割があります
鉄やタンパク質不足によりヘモグロビンが作られなくなるのが貧血 です
貧血である場合は、まず貧血改善が急務です
自律神経失調
交感神経が優位になると、心拍数が上がり呼吸が浅くなるため、 酸素が足りなくなります
交感神経が優位になっている時間が長いと慢性的に酸素が不足しま す
また、血流も悪くなり酸素を全身に運びにくくなります
栄養不足
エネルギーを作るためには、 酸素ともう1つ重要なものがあります。
ビタミンB群です
エネルギーを作る過程でビタミンBが必ず必要となります
ビタミンBが不足すると、効率のよいエネルギーが作れずに、 乳酸をたくさん作ってしまいます
ビタミンBは、 腸の調子が悪い場合や甘いものが好きな方は不足しがちになるので ご注意ください
それと、「ストレス」
また、 鉄不足でもエネルギーが作れなくなるので貧血の方は要注意です。
疲労が溜まりにくい体にするためには
貧血の改善
貧血は自覚してない方が多いですが、月経がある女性は、ほぼ「貧血」だと思ってください
今までの検査で100%皆さん貧血です
女性は特に疲れが取れないのは貧血だと思って対処しましょう!
自律神経の調子を整える
自律神経に関しては、首の歪みとの関連が非常に強いので、 まずは首の歪みを確認してみましょう!
首と自律神経の関係についてはこちらで詳しく
ビタミンB群を補給する
ビタミンBを意識して取ると体を疲れにくくなるのを実感しやすい です。
食べものだと、豚肉やナッツ、レバー、卵、納豆など
に多く含まれますがどうしても偏ってしまうので、
サプリメントでビタミンB群として取ることをおすすめ致します
まとめ
慢性疲労には、いろいろ要因が絡んでいるので一つ一つ、
Hal-Cureでは
自律神経失調には、骨格の検査
貧血には血液検査
この二つで原因を見つけていきます
「なかなか疲労がとれないんです」という方が周りにおられたら、