足を引っ掛ける原因は?
原因として考えられるのは2つ
足首の問題
足首の動きが硬くなると足をひっかけやすくなります。
足先が下に向いているため、何もない道でも転んでしまいます。
足が上がっていない
足が上がらない要因としては、
①筋力の低下
足を上げる筋肉が弱ってくると、思っていたより足が上がらないためにひっかけやすくなります。
②脳の命令が足に伝わりにくくなっている
本来なら脳からの命令が足に100%繋がらなければなりません。
何処で伝達に問題が起きて70%、80%しか伝わってないことになります。
そうなると、脳では足を20cm上げなさいと言っているのに、実際は10cmしか上がってないということが起きます。
こうなるとつまづきやすくなります。
原因としては、脳からの命令を伝える脊髄が背骨に歪みがあることによって、
制限されている可能性があります。

特に首は歪みやすいので、ここで影響を受けていることが多いです。
③骨盤の歪み
骨盤が左右に傾いていなさたり、ねじれていたりすると、足をひっかける原因となります。
骨盤の歪みにより足の動きが制限されてしまいます。
股関節の動き、膝関節の動き、足首の動きに影響が出ます。

また、骨盤の前後の歪みは姿勢を悪くして足が上がりにくくなります。

特に骨盤の後傾は、足が上がりにくくなります。
膝を痛めやすくなる状態です。
膝についてはこちらで詳しく書いています
転びにくくするためには
足首の柔軟性をつける
足首が硬い方が非常に多いです。
一度硬くなってしまうと、なかなか柔らかくなりません。
足首をぐるぐる回すだけでも効果はあると思いますので毎日行ってください。
足首に限らず、体の柔軟性がないと足の可動域も狭くなるので、少しでも柔らかい状態にしておきましょう!
歪み改善
首、骨盤の歪みをきちんと改善しましょう。
ただし、骨盤の歪みがあったからといって骨盤の矯正だけをすることはオススメ致しません。
首の歪みを確認して、同時に矯正を致しましょう。
骨盤だけ歪むということはほとんどなく、首の歪みとの関連で骨盤が歪んでいきます。
骨盤だけでなく、首と合わせて矯正をしていきましょう!
歪みがある限りつまづくリスクはあり続けますし、姿勢もどんどん悪くなっていきます。
まとめ
高齢になって転んでしまうと、骨折につながるケースがほとんどです。
今の現状を知っておくことが大切です。
「歳だから・・」を理由のして何もしないのは避けましょう。
子供でよく転んでしまうのは、身体のバランスが悪い証拠なので、身体に問題がないかきちんと調べておきましょう!
まずは、骨盤に歪みがあるかを知ることです。
背骨・骨盤のゆがみを知る方法はこちら
