腰のカーブの必要性
人間の背骨は横からみるとS字のカーブがございます。
頚椎が前のカーブ、胸椎が後ろのカーブ、腰が前のカーブです
上向きで寝てみて腰と地面との間に空間があるか確かめてみてください
なければ腰のカーブがない状態です
ただし、空間があったと安心しないでください
そんな方でもレントゲンを撮るとカーブがないことがあります
骨盤の状態は背中の状態や脂肪が原因で空間がにあかもしれません
あくまでも目安なので、きちんとレントゲンで確かめてみましょう!
腰のカーブの役割
地面からの衝撃を吸収するクッションになってくれています。
クッションがないと、衝撃がすべて腰の4番・5番目の骨に受けてます
腰の負担が増大します
腰の椎間板ヘルニアが4.5番目に多いのは、このためです!
また、寝てる時に腰のカーブがあることにより全身への血液循環がスムーズに行くため、疲労回復に繋がります。
そのため朝起きて腰が痛い場合はは。腰のカーブがない可能性があります
腰のカーブがなくなるとどうなるか?
椎間板ヘルニアになる
カーブがないことにより、椎間板が押し出されやすくもなります。
これが、「椎間板ヘルニア」の最も多い原因です。
ぎっくり腰になる
カーブがないことにより、腰に負担がかかり筋肉の疲労が取れにくくなるため、ぎっくり腰の原因になります。
ギックリ腰を繰り返す方のレントゲンをみるとだいだい腰のカーブがありません。
骨盤がゆがむ
カーブないとバランスが崩れるのはもちろんですが、骨盤にも影響してきます
腰のカーブがないために、骨盤がバランスをとるために骨盤が歪みます
腰の筋肉がガチガチにかたくなる
腰に負担がかかっているのですから、筋肉もガチガチになります。
こうなると、マッサージしてもなかなかとれません!
慢性腰痛、何十年も腰痛持ちの方はおそらく腰のカーブがありません!
走ると腰が痛くなる
クッションがないために腰が痛くなる
走って腰が痛くなる方は、腰カーブをチェックしてみましょう!
くれぐれも走って腰が痛くなる場合は走らないように・・
悪化しかありませんのでご注意ください
冬になると腰が痛くなる
腰の筋肉が硬くなったままなので血流が悪くなり、冷えると痛みが出てきます。
足の冷えの要因にもなります
何故カーブがなくなるのか?
運動不足
腰の正常なカーブを保つためには、お腹の筋肉が必要となります。
カーブを維持するには腸腰筋(腰から骨盤にかけてある筋肉)が重要な働きをしてくれます。
この筋肉は足を上げるための筋肉です。
足を上げる動きが不足の方は、この筋肉が弱い「ため腰のカーブをキープ出来ない状態です
階段上り、ウォーキングがオススメの運動です
首のゆがみ
腰のカーブをつけるためには?
カーブがなくなる原因を取り除けばカーブが付いてきます。
運動する
歩くことをオススメ致します。
腸腰筋をつけることにより腰のカーブがついてきます。
腰痛予防にもなるので、まずは歩くことを意識してください。
首の歪みを戻す
ストレートネックが原因なので、歪みを戻してあげれば腰のカーブが戻ってきます
腰の治療だけではカーブが戻ってきません
長年腰の治療しているのに良くならない場合は、このカーブがない状態が改善していない可能性が高いです
骨盤の歪みを戻す
骨盤のゆがみもあることが多いので、それも戻してあげる方が良いです
バランスがくずれるとどちらかに負担がかかり、腸腰筋の筋肉の緊張につながり腰痛の原因となります
まとめ
特に男性に腰のカーブがない方が多いです。
男性の腰痛が多いのも頷けます
特に今はテレワークが増えています
姿勢の悪い状態の継続・運動不足が重なり腰痛で悩んでいる方が増えております
慢性腰痛、朝の腰痛、ギックリ腰、椎間板ヘルニアの要因となるので、ご自身の腰カーブを一度チェックしてみてください。
その方法はこちら